【部位辞典】ヒレ(ヘレ・フィレ)
2014.03.10ヒレ(ヘレ・フィレ)
ヒレ(ヘレ・フィレ)とは「サーロイン」の内側にある腰椎に沿った細長い肉で、直径12~15cm、
長さ50~60cmほどの棒状の部位です。
やわらかく、きめの細かさが特徴です。
脂肪が少ないので、焼き物や揚げ物に適しています。
ヒレの一番太い部分を分厚く切ってステーキにした「シャトーブリアン」は
フランスの小説家の名前を冠したステーキです。
「ヒレ肉の関東スタイル」とは?
牛肉を塊肉にカットする際に、カイノミ(ともバラの一部。わき腹のあたりに位置し、
貝のような形をしている)部分を少し残し、ヒレの表面に脂を残すカットを言い、
脂肪で包まれているので劣化が少ないのが特徴です。
一方、カイノミも脂を落とすカットを「九州スタイル」と言います。