但馬牛には様々な部位がありますが、焼肉で好きな部位でアンケートをとった時に常に上位にランクインしてくるのは牛タンです。牛タンはレバーやハツなどと同じホルモンだというのをご存知でしょうか。
牛タンといえば仙台のイメージが強いかと思いますが、実際仙台の牛タン屋さんで出てくる牛タンのほとんどは海外産の輸入物となります。
但馬牛などの国産の牛タンを食べるのであれば、その地域に行き、専門店に行くのが間違いないでしょう。
牛タンは質の良いものは綺麗なピンク色をしていて形も丸みを帯びています。
時間が経って鮮度が落ちてくると牛タンに含まれる水分が抜けていき、色は茶色っぽく、形は丸からいびつな形へ変化していきます。また牛タンにも霜降りが存在しますので、サシがしっかりと入った物の方が、口溶けがよく味の良いものが多いです。
但馬牛の牛タンは上記のような上質なものが多いです。
焼肉で素材の味そのままを楽しむのも良いですが、本当に鮮度の良いものであれば、刺身でも食べることができますし、シチューに入れてコトコトと煮込んでも牛タンの旨みをしっかりと感じることが出来ます。
ほかのホルモンと比べると価格は高めですが、上質な部位と比べると価格は割安ですので、割と手に届きやすい食材と言えます。