但馬牛の肉質

但馬牛とは兵庫県産の黒毛和種の和牛のことです。
その中でも「流通推進協議会」による基準を満たして生産され、同協議会が定めた格付け基準を満たした牛肉を但馬牛（たじまぎゅう）と言います。肉質は最高です。
但馬牛の中でも特に厳しい基準を満たした肉が神戸ビーフになります。

但馬牛と認定されるには以下の基準を全て満たす必要があります。
１．血統・・・兵庫県の県有種オス牛の精子用いて歴代に亘り交配したウシ（メス牛の規定なし）
２．地理的表示・・・出生地が兵庫県内
３．登録・肥育・・・繁殖から出荷まで「神戸肉流通推進協議会」の登録会員が肥育
４．月齢・・・生後28か月以上から60か月以下
５．流通・・・兵庫県内の食肉センターに出荷
また、歩留等級が「Ａ」または「Ｂ」等級である必要があります。

但馬牛の証明として「カタ」「ロース」「もも」「バラ」の４部位に但馬牛を証する印を押印されています。

ランキングとしては上記の歩留等級がありますが、それとは別に多くの品評会が開催されていてそこでどんな賞を受けたかでランク分けされています。
特に内閣総理大臣賞や兵庫県知事賞などを受賞した牛の肉は高級品にランキングできます。これらの但馬牛の肉質は申し分ありません。
また、上記の流通推進協議会認定の肉も上位にランキングする肉質といえます。