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生産量が増える但馬牛

但馬牛は世界的に評価が高まり年々輸出される量も増えてきました。
そんな但馬牛の生産基盤を強化するために、農林水産省が増頭・増体対策を立てました。
生産量を上昇させるためには子牛を生むことの出来る繁殖用のメス牛の増頭が不可欠とのことで、平成18年から平成27年にかけて目標を設定し増頭を目指していました。

実績としては平成18年が14500頭だったのに対し16000頭を超えるほどまで増頭することができました。(当初の目標は平成27年度で20000頭)
目標に対してはと多く及びませんが、増頭という目的は達成できています。
生産される但馬牛のうち70%以上を神戸ビーフにしようということで品質の向上にも同時に望んでいました。こちらは平成18年時点では認定率52%だったのに対し、平成27年時点では約60%近くまで上昇しました。

生産量が増えている中で神戸ビーフの割合が増えているということで、神戸ビーフは大幅な増産となっています。
但馬牛が世界的に評価が高まっているのは、国として、また地域住民の方々がより美味しいお肉を作ろうと一緒になって活動していることが一番の要因ではないかと考えています。
今後日本食が世界に広まっていく中で、但馬牛は間違いなく世界的に評価される商品であるかと思います。

生産量が増える但馬牛

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